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初秋、器と花の出合い

  • ytwa98
  • 2020年8月19日
  • 読了時間: 1分

今年の五山の送り火では、京都市内を囲む山々にある火床には一部しか炎が灯されず、残念ながら「大文字」「妙法」「舟形」「左大文字」「鳥居形」を見ることはできなかった。しかし、縮小ではあるものの、先祖の精霊を送るお盆の伝統行事は、地元保存会の方々の努力で見事に実行された。京都五山の送り火が過ぎると、東京に住んでいても日の入り時間が早くなったと感じる。今はスマートフォンで日の出/日の入りの時間はすぐに表示されて便利だが、九州に滞在している時、北海道に居る時など、列島あちらこちらで四季の移ろいを自身の身体でも感じていたい。そう思いながら、お彼岸の頃に東京の「新宿柿傳」で夏の名残と秋の山野草を挿花する茶花の会を催す。陶磁器、竹籠、金工など、趣ある作風の器と花との出合いを味わっていただきたい。


器と花の出合い展

・令和2年9月22日(火)〜24日(木)10時30分〜18時30分(最終日は16時まで)

・新宿 柿傳 6階 古今サロン(JR新宿駅 中央東口 階段上がってすぐ)

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